WPX CWコンテストにEast Malaysiaから出ていた9M6NA 中村氏は、コンテスト前後に中軌道衛星のIO-117にQRVしている。
なかなかタイミングが合わず深夜午前1時台のパスで交信することを狙い、目覚まし時計をセットしてWPX CWの時差ボケの中なんとか起床。
JA-9M6のパスはあるが、苦手な西の低いパス。
ヨーロッパ各局が9M6NAをコールするのは見えるが、肝心の9M6NAの信号が見えない…
じっと我慢をして画面を見ていると一度だけ9M6NAが見えた。
すかさずコールをするとデジピートされ、9M6NAが受信をしたレ点がついた。
しかし9M6NAからのリターンはなく、4週間ぶりにIO-117に出たためか、複数の局から呼ばれてそちらの方にコールバックをしていた。
9M6NAからリターンがなく半ば諦めていたところ、LOSも間近になったときに9M6NAからR73のリターンが届いた。
その後Xで9M6NAとやり取りしたが、EUがアクティブでなかなかアップリンクが通らなかったとのことで、まさにワンチャンスの交信となり、Satellite DXCC 74番目のニューとなった。