初日の20m Bandでの北米&ヨーロッパの大オープンを再度期待したが、北米のオープンは少し時間が短くすぐにヨーロッパに交信の比率が移ってしまった。

それでもランニングでは結構呼ばれ、午前2時には新たに目標にした1,000局との交信を達成し、午前3時から4時まで80,40m Bandに移動し交信を重ねたが、初日より交信数は伸びなかった。

午前4時に20m BandにQSYしヨーロッパ狙いでランニングを始めたが、呼んでくるほとんどの局の信号は弱く、1回でコールサインをコピー出来る局はあまりいなかった。(自分のCW解読能力が問題なのかも…)

それでも午前5時頃には1,100局との交信を記録し、北米との15,10mのオープンが有ればあと100交信を上積み出来ると思ったが、残念ながら北米15m Bandのオープンだけがあり、60局あまりをログインすることが出来た。

総括としては苦手なCWで、初めて1,000局を超えることが出来、総得点も50万点を超える記録をし、あまり良くないコンディションの中だったが、大いに満足できるコンテストとなった。

特に印象に残った交信は、ランニングCT1BWW,CX7TT,EA8's,EL2DX,FO5RH,MD0CEE,GI,GM,GW,HB9,HC,V51AS,VP8NO,7Z1SJに呼ばれたことで、S&Pではクラスターにアップされる前の3A2MD,6W1SE,J39BS,OY1CT,VQ9LAと交信できたことは、マルチ獲得に大いに貢献した。

その他で印象にあった交信は、ランニングしている時にPY100JAに呼ばれ何かの記念局かと思ったが、すぐに日本人のブラジルへの移民100周年の記念局と分かった。
このような思いのあるコールサインで呼ばれて交信すると、単にコンテストの簡素な交信でも何か重さを感じる。

しかし、48時間フルコンテスト3時間の睡眠しか取らなかったのは若くない身体には堪えた…
それとコンテスト規約を理解していないのか日本の局がかなり呼んできたのは辟易した。
日本の局と日本の局はポイントもマルチにもならないのだから無駄呼びはやめて欲しい。

特にコンテスト終了時間に近い15m Bandで、やっとオープンしたカスカスの北米の局のコールサインを、神経を集中して解読している最中にしつこく呼んでくる日本の局には、「もう少し考えてよ!」と憤慨した!!

今回はエンティティーの再編集とデュープチェックが発生しているので、以下に参加記録を記するがあくまで速報値と理解して貰いたい。

交信数は目標数を大幅に超えたし、総得点も目標の1.5倍以上の55万点を記録した。
Band     Qsos   Pts   Cty
160M      0    0    0
80M      28   116   12
40M      185   469   41
20M      822  2274   80
15M      98   196   31
10M       31    82   12
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Total    1164   3137  176
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3137 Pts x 176 Cty = 552112